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のぼうは実話?成田長親は実在する?歴史上の本当はどうだった?

のぼうは実話?成田長親は実在する?歴史上の本当はどうだった?

のぼうの城。実際にあった歴史の話をもとにして作られた
小説&映画がのぼうの城なわけですが

そこに出てくる主人公、のぼう様こと成田長親。
飄々としながらも、切れ者という設定でしたが
これは実話なのでしょうか?

 

 

のぼうは実話?成田長親は実在する?


のぼうの城は実話です。
忍城の戦いとして有名な逸話です。
ごく少数で、豊臣の大軍に抵抗しきったこと。
結局、本体が陥落したため、戦いは終わったのですが
そこまで守り切ったのは事実です。
そして、その時の忍城の戦いの責任者が、成田長親で
実在はします。

では、のぼう様は本当に切れ者だった?


実際に城を守りきってるわけですから。
ある程度、優秀ではあったでしょう。

ただし、これは運が良かったという要素も捨てきれません。
なぜって、水攻めしようとしたらうまくいかなかったり
豊臣内部で権力争い、足の引っ張り合いが激化してたり
という
のぼう様にとっては非常にラッキーな状況でもありました。

ですから、優秀ではあるが、映画ほどとびぬけて優秀か
どうかはわからない。といったとこでしょうか。

実際、水攻めしなさいって言ったのは
現場を見てない豊臣秀吉で、現場責任者の石田三成
ちょっと反対してた説もありますし。


成田長親は歴史上ではどうなる?


成田長親は、忍城を守りきった後は、元々の主君(親戚)の
もとに行きますが、そこで仲が悪くなって
出家して、尾張(名古屋)へ行ってそこで没します。

ちょっと変わり者であったのは本当のようですね。
ある程度優秀である事実、ある程度変わり者である事実。
このことから想像を膨らませて作られたのが
のぼうの城なのではないでしょうか?

忍城の戦い、実は別の有名な話があります


のぼうの城で元になった歴史上の戦い、忍城の戦い。
実は、この戦いは、そもそも昔から物語的に有名なんです。
のぼうの城とはちょっと違った有名な物語があります。
それは
のぼうの城でも姫様が出てきましたよね。榮倉奈々さん
演じる甲斐姫
もう一つの物語では
城の主(のぼう様)がボンクラすぎてどうしようもないから
その娘である甲斐姫
自ら鎧甲冑を着て兵を率いて城を守った。という物語。

おそらく、映画のぼうの城
この甲斐姫に出てくるボンクラなのぼう様と
城を守りきったという史実と
最後は喧嘩して出家という史実を
ミックスさせて、飄々としているが優秀なのぼう様。
というキャラクターを生んだのではないでしょうか?



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